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Vo1 口元のエイジングケア~猫背予防でビューティフルライフ~

宝田恭子先生

「毎日電車で通勤しているのですが、年齢に関係なく、男女問わず背中を丸くしてスマホをいじっている人が多いです。」と話してくれたのが、歯科医師でアンチエイジング歯科学会の副会長も努めている宝田恭子先生。
今回は、 「口元のエイジングケアについて」いろいろとお話を伺いました。


宝田先生― 「スマートフォン(スマホ)は、便利でそして、楽しい事から毎日虜になって、長時間操作する人も多いのではないでしょうか?」


スタッフ― 確かに私も毎日スマホを見ながら通勤していますが、猫のように丸まって、スマホでゲームやメールをしています。


宝田先生― 猫背で首を曲げて画面をのぞき込む姿勢は、首や腰にかなり負担がかかっているのではと、考えるでしょう。
実は、お口の健康、またエイジングにも大きく影響してくる姿勢なんです。


スタッフ― えっ…お口にも影響されるんですか?


宝田先生― 普段、人の上下の歯は唇を閉じていたとしても触れあっていません。会話や咀嚼、嚥下といった動作をするときに瞬間的に触れあうだけです。
ところが、スマホ姿勢といわゆる猫背が身についてしまうと、上下の歯が触れている時間が長く続いてしまうことになります。
現在その状態は、“TCH”(Tooth Contacting Habi 歯列接触癖)と言われるその状態は、顎や首の痛み、背中のコリなど身体の不調を訴える人が増加しているようです。
そして、また猫背、うつむいている状態が皆様の気になる口元の老化スピードを上げているとしたら、ここでブレーキをかけて日々の生活を見直し、ビューティフルライフにつなげたいと思いませんか?


スタッフ― スマホをいじっていると、知らぬ間に口が「ポカン」と開いているような感じがします。口で呼吸しているような感じがしますが悪影響ってありますか?


宝田先生― 昔に比べて柔らかい物ばかり食べ、噛む回数が減り、顎や口の周りの筋肉が衰えて締まっている事もあり、無意識のうちに口呼吸をしているかもしれませんね。また、年齢など関係なく男女問わず口呼吸が目につくようになってきました。
噛む力が弱いと、噛む刺激で分泌される唾液が減るだけではなく、口が開きやすくなります。そうすると正しい鼻で呼吸することが出来ません。
口呼吸を続けていると、口の中が常に乾いている状態になり、唾液によって細菌の活動が抑制しきれず、口臭、歯肉の炎症の原因や歯周病、虫歯のリスクにもなります。

人間にとって、機能的で楽な呼吸は、鼻を使う「鼻呼吸」なんです。
人間以外の動物は、みんな鼻呼吸ですが、人間は口でも呼吸が出来るので、無意識に口呼吸になってしまっている方もいます。


スタッフ― 普段から鼻呼吸になるようなトレーニング法などがあれば教えて下さい。


宝田先生― 口の周りの筋肉のことを「口輪筋(こうりんきん)」と言います。
口元の様々な表情を作り出す事ができ、口を尖らせたりすることができます。赤ちゃんがおっぱいを吸うときに使う筋肉も口輪筋です。
この口輪筋を鍛えることで口を閉じる力が強化され、鼻呼吸が改善されます。

顎を引いて上唇と下唇を少し接触させてリラックスします。その時の「舌の先端の位置」が「上顎切歯乳頭のあたりに付いている」と口を閉じて鼻で楽に呼吸ができます。また1日5分間、舌をつける実践トレーニングをすれば口を閉じる習慣性がついてきます。

皆さんは普段「鼻呼吸」の時、舌の位置はどうなってますか?


スタッフ― 今や、宝田先生はたくさんの患者さんに、様々なエクササイズやトレーニングなど教える事になった原点、きっかけとは?なんでしょうか。


宝田先生
一番のきっかけは鮫川小学校での健康学習

今から十年ほど前に、福島県の鮫川小学校の当時の校長先生でいらっしゃった中島校長より、一本の電話がありました。

「口をポカンと開いていて、口呼吸しているの子供達を鼻呼吸にしたい」と相談されました。
当時は、まだまだ携帯やスマホなど普及されているわけでもなく、当時の子供たちは、特にすごく猫背が多いと言うわけでもありませんでした。


早速、健康学習として口輪筋を動かすエクササイズを子供たちに実践するお手伝いをさせて頂きました。
実際に口呼吸と鼻呼吸を子供たちと共に行うと、口呼吸は喉に乾燥感を感じます。習慣化すると、口呼吸の方が風邪を引きやすいということが、子どもたちは身を持って体験しながら学習してくれました。
鼻には鼻毛があり、空気中のバイ菌や細菌が90%くらい鼻毛で取り除かれます。その後、鼻腔にはベタベタしたついたてのようなものがあるので、そこでまた取り除かれます。そうやって二重三重の機能を経た空気の方が、機能的に風邪をひきずらいことが理解でき意識改革が出来健康学習はその目的を達成できたのです。
健康学習をした子供たちは、インフルエンザが流行る季節に他の学校よりも欠席者が少なかったデータとなり、私が初めてのテレビ出演となったNHK「おはよう日本」に取り上げられました。

「鼻で呼吸する」と言うことは、人間の機能的な呼吸ですから、非常に大切なことです。
非常にシンプルな事ですが、口を閉じているためには、舌の位置がどこにあるかを常に意識することです。そして口呼吸から鼻呼吸に変えることです。


スタッフ― 1つ誰でも簡単に出来る口元のエクササイズを1つ教えて頂けるとうれしいです。


宝田先生― 目元と口もとを動かす「舌の回転エクササイズ」をやってみませんか?簡単なので、私と一緒にやってみましょう。

目元と口もとを動かす 舌の回転エクササイズ
舌回しエクササイズ

1.唇を軽く閉じ、口の周りの内側を、舌でゆっくりなぞり回転させる。
  舌に合わせ目も一緒に回す。同じ方向に3回転したら、反対回りで。左右1セットを3セット行う。
2.ほうれい線の部分を、内側から舌で集中的に押す。口角付近のシワも同じように舌で押す。

スタッフ― 「猫背」と「口もと」の関係がわかり、大変勉強になりました。最後に、日頃 気をつける事などあれば教えて下さい。


宝田先生― 皆様は姿勢を意識して食事をされてますか?


宝田先生 左の画像は、私の患者さんで、とっても笑顔がステキな先輩女性です。
思わず、この女性の患者さんに「ステキなヌーディな色を付けていらっしゃっていますね!このようなヌーディな色で寂しさや元気さが失われないのは、若々しくいられる証拠と、有名な美容ジャーナリストからお聞きした事があります。と言いました。すると、「好きだから」と。そして、「嬉しいわ!」と続けられました。

画像のように、正しい姿勢で、固い物をしっかりと噛んでいる姿がとてもステキだと思いませんか。

一口30回ぐらいしっかり噛む事を心がけている方でも、そのときの姿・形まで拘って美しく食べる方はなかなか見かけません。
うつむいて猫背になって食べるとどうなると思いますか?
その姿勢では食べづらく、また嚥下しにくいために、早食いになぅたり、食べものがつっかえやすくなります。
そしてこれを防止しようと飲み物で、流し込んでしまう習慣も付いてしまいます。
ぜひ、試しに姿勢を変えて唾液を飲み込んでみて下さい。うつむいて唾液をごっくんと飲み込んだ時と、背筋が伸びた良い姿勢では明らかに違う体験ができます。よい姿勢で唾液を飲み込むとスムーズに嚥下出来るのがおわかりになったと思います。噛んで嚥下するという日々行っている動作と、姿勢の関係がアンチエイジングに繋がっていきます。

宝田恭子先生の歯科医院 宝田歯科医院

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宝田恭子先生

宝田恭子先生1956年生まれ。東京都歯科大卒業後、同大学保存科勤務後、宝田歯科3代目の院長となる。日本アンチエイジング歯科学会副会長、睡眠改善インストラクター、くちびる美人エクササイズインストラクター、認定バクテリアセラピスト、メディカルアロマセラピー研究会、日本睡眠改善学会、など。
【主な著書】
くちびる美人ダイエット/憧れの「口もと美人」になる本/オーラル宝田メソッド/お医者さんが考えた「しあわせ美顔」1分マッサージ/宝田恭子の美人メソッド/DVD付き5分若返り宝田流マッサージ/小顔トレーニングでみるみる引き締まる 宝田恭子の美人ダイアリー/いい顔の男になる即効の顔トレ術/夢のダイエット/5分若返り宝田流美顔マッサージ新書/宝田恭子の老けない作法/宝田式すっきり若顔エクササイズ/40代から「もっと楽しく」生きるシングル生活/宝田式新メソッド「猫背を直せば顔が若返る」
【テレビ出演】
徹子の部屋/ はなまるマーケット/おしゃれ工房/うたばん/おもいっきりテレビ/金スマ/ソルモン流/主治医が見つかる診療所/いっぷく/踊るさんま御殿/たけしの日本のミカタ/など多数出演

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